書籍「情報科学入門 第2版」の紹介 | 自己紹介 |
本の体裁 | 著者:伊東俊彦、出版社:ムイスリ出版、 A5版、220ページ、本体価格:2,200円 販売のご案内:楽天ブックス :丸善&ジュンク堂 本やタウン Amazon.com |
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概要 | 本書は、社会人および大学生が情報科学関連の知識をやさしく修得するのを目的に作成した参考書あるいはテキストとなっています。そのため情報や情報技術の知識がない初学者でも容易に学べるように作成されています。 本書の目的 ●社会人あるいは学生が情報科学の基礎的な知識を修得すること ●情報科学の学問を修める初学者として理解しなければならない基礎知識をやさしく学べること ●情報科学のより専門的な学習へ向かうための橋渡しの役割を果たすこと 本書では、情報技術を単なるコンピュータ技術中心にとらえるのではなく、情報科学の中で、人間の情報処理を支援する技術としてとらえています。そのため、情報そのものに関する記述(1章)や情報システムそのもの(5章)にも多くのページをさいています。また情報技術を技術的な面からとらえるのみでなく、社会システムとしてもとらえるようにしています。 ●各章の概要へ |
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目次 |
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まえがきの一部 | 本書は、ビジネスにおける情報技術の活用として、情報社会、ビジネスと情報システム、および電子商取引(5章)にも多くのページをさいています。もちろん情報科学の中心となるコンピュータ科学の分野として、コンピュータ技術の発展を追いながら、コンピュータのハードウェア技術について、その基本としておさえておくべき内容を記述(2章)しています。 同じくコンピュータ科学の分野で、ソフトウェア技術の基本としておさえておくべき内容について、プログラミング言語、ソフトウェア開発、及びデータベースを含めて記述(3章)しています。さらに、情報技術のもっとも普及している基板としてのインターネットに関しても、正しい知識を身につける必要から、インターネットの変遷(4章)やインターネットのしくみの基本的な技術を記述(4章)するとともに、その応用技術(4章)としてポータルサイト、Web2.0、ブログ、SaaSやネチケット(5章)にもふれています。また、インターネットの基本となるネットワークの知識である通信プロトコルなどのデータ通信の基礎知識(4章)にも多くのページをさいています。 さらに、昨今は情報の氾濫が叫ばれ、その中で情報の洪水に飲み込まれたり、情報の扱いを間違ってルール違反を起こしたりする社会現象が多発しています。そのようなことを防ぐための知識を身につけるために、情報倫理、情報セキュリティ管理、および著作権などへの対応(5章)も盛り込んでいます。 本書は、社会人やビジネスマンが情報科学やコンピュータ科学を学習する際の入門書としてもご利用いただけます。情報を専門とする学生や専門外の学生の低学年用参考書あるいはテキストとして使われることも目指しています。文系・社会科学系の学生の場合は、高学年(大学3・4年生)用のテキストとして使うこともできます。 読者の学習をスムーズに進められるように、各章の冒頭に、学習目標を設けています。また章末には、学習目標に対応した簡単に答えられる演習問題を掲示しています。さらに各章の内容をより深く学習する場合のため、巻末に参考文献を章ごとに分類して掲げています。巻末には索引を掲げ、該当の本文中の用語はゴシック体で目立つようにしています。 本書をお読みいただくことにより、情報科学について基本的な知識の習得に役立ていただければ幸いです。 本書の企画・出版にあたりムイスリ出版株式会社の橋本有朋氏にたいへんお世話になりました。深く感謝申し上げます。また、本書の作成にあたってご協力いただいた東北大学経済学部の綾藤健一、西村律朗の両氏に心から感謝いたします。 |
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コース日程案 | 大学の講義用テキストとしての使用案を表i-1に示します。このように半期15回(No.欄)程度の講義用テキストとして使うこともできます。もし、14回の場合は5章を4日から3日に短縮するとよいでしょう。 |