科目名:経済書購読A・B 担当者:伊東俊彦 時間:I・II学期(金4) 対象学年:2年 |
1. 授業の目的と概要 組織の経済を考えるとき,現代では情報システムへの考慮が必須となる.本講義では,企業組織の情報システムはどのようにあるべきかを外書購読を通して学習する(経済書講義A).進行の程度に応じ,II学期(経済書講義B)は,知識の経済の分野で注目されるナレッジマネジメント(知識管理)関係の外書購読を行う.課題書をチーム毎に予習し,講義中に発表するとともに,その内容に関し,ディスカッションしながら講義を進めていく. 2. 学習の到達目標 外書購読を通して,経済学・経営学研究の基本的な方法に関するスキルを身につけることを目標としている. 3. 授業の内容・方法と進度予定 経済書講義A 1.オリエンテーション(講義内容、学習方法、アンケートおよび評価方法などの説明) 2.組織の情報システムの課題書(外書)理解のための基礎知識の講義(1・2回程度) 3.課題書 (外書)の該当個所の内容説明とディスカッション(チーム主導で8回程度) 4.課題レポート発表とディスカッション(2回) 経済書講義B 1.ナレッジマネジメントの課題書(外書)理解のための基礎知識の講義(1・2回程度) 2.課題書 (外書)の該当個所の内容説明とディスカッション(チーム主導で9回程度) 3.課題レポート発表とディスカッション(2回) 4. 成績評価方法 授業への参画(出席,発表レポート:50%),および小レポート(50%)で評価する. 5. 教科書と参考書 課題書(外書):経済書講義AおよびBの各オリエンテーションまでに確定する 参考書1(情報システム関連):花岡 菖 監修「経営革新シリーズ:21世紀の経営と情1:経営革新と情報技術」日科技連,1995.など 参考書2(ナレッジマネジメント関連):ゲオルク・フォン・クロー 著,一條和生訳「ナレッジ・イネーブリング」東洋経済新報社,2001.など 6. その他(履修の条件、連絡先、オフィスアワー等) ・履修の条件:誰でも受講可能であるが,一方的な授業でなくゼミ形式を採用する.課題の基礎知識の講義以外は、受講者がチームで課題書(外書)の内容説明と,全員のディスカッションで進めていくため,積極的な参画意識をもって受講することが望ましい. ・連絡先:e-mail tito@econ.tohoku.ac.jp,電話 022-795-4792(研究室直通) ・オフィスアワー:金曜日13:00〜14:30(事前にメールか電話でアポイント下さい) |